オプスコンの特徴
インフラ整備において、コンクリートやセメント系固化剤の耐年数はおおよそ50年で、今後急速に老朽化することが懸念されています。オプスコンは、従来の固化剤の課題である「耐久性(長期強度持続)」を解決すべく半永久固化を追求し開発された画期的な固化剤です。
・半永久化固化
コンクリートの固化は数日で固化反応が終了し、強度が25年持続するがその後劣化が始まる。対してオプスコンは固化反応が長期的に持続し、時間が経過することで強度も増していく。
・有害物質・廃棄物を固化して処理
有機物質・廃棄物を固化して閉じ込めることが可能。固化した後は溶出しない為、レンガやブロック等に使い再利用することができる。
・国土強靭化
オプスコンは強度が時間と共に増していく性質であり、まさに日本が進める国土強靭化計画に合致している製品です。例えば道路・滑走路や各種重要施設に使用することで、半永久的に強度を保ち、自然災害等でも簡単に壊れない道路・建築物を造ることが可能である。
オプスコンの名前の由来
古代ローマにはパンテオン、コロッセウムに代表される建造物がある。この建造物にはローマンコンクリートが使用されており、これにより長期間強度を失うことなく今も現存できている。ローマンコンクリートをコンセプトとし、開発されたのがこのオプスコンです。
使用用途
・道路
・土壌固化 ・一般地盤改良、地耐力強化、軟弱地盤改良
・有害物質の封じ込め(固形化)
・石炭灰、ヘドロのレンガ、漁礁、波けしブラックなどへの有効利用 など